ワインの超基本まとめ&初心者でも楽しめるおすすめワイン5選
私は大学時代、あまりお酒が飲めませんでした。当時飲んでいたのは、チューハイやカシスオレンジとか。それでも、飲んだら顔が真っ赤になっちゃって、周りは楽しそうに飲んで話しが盛り上がっているのに、私はどんどん睡魔が襲ってきて、気づいたら朝なのです。そんな時、楽しくお酒を飲める人を羨ましく思ったものです。
それから社会人になって、ある時、生まれてはじめて、「仕事終わりの生ビール」が美味しく感じたことがありました。そしてサービス業に就いて、レストランサービスとかをやるようになり、少しずつアルコール経験値が上がっていったのですが、ワインだけはまったく美味しいと思えなかったある日。
このワイン美味しいかも!と思ったワインがありました。のちほど紹介しますが、とりあえず、ワインが少し分かったような気がして、妙に嬉しくなったのを覚えています。
ということで、、、、
今日は初心者がワインに入門するための、最初の1歩になれるよう、簡単な知識まとめと、おすすめワインをご紹介したいと思います。あんまり難しいワードは使わず、とりあえず、ワインの基本をわかりやすい感じでまとめてみました。
■目次
代表的な産地と特徴とは?
ワインで一番有名なのは、やっぱりフランス!ボルドー、ブルゴーニュ、アルザスなどが有名です。ワイン作りの技術は世界トップであり、王国でしょう。
次にフランスと並んで世界屈指の生産量を誇るのがイタリア。トスカーナとか、ピエモンテなどが産地としてよく飲まれています。
次にスペインです。以前エノテカさん(←ワインの販売で有名ですね)の店員さんに教えてもらったのですが、リオハという産地。これはスペインでは名産地で、これを言えばスペイン人にも「この日本人よく知ってるね!」となるそうです。その定員さんはスペインにワイン留学していたらしいので確かな情報です。スペインで有名なスパークリングワインは、カバですね。
それ以外にも、ドイツだと白ワインでリースリングという品種が有名だったり、アメリカはカルフォルニアがダントツ人気です。オーパスONEという高級ワインは、カリフォルニアのワインです。
最近では、チリのワインが美味しいのにリーズナブルなので、とてもポピュラーになっています。チリのワインは、こんな安くて、こんなに重厚で高級感があるんだあ、と感心してしまいます。
あとはニュージーランド、オーストラリア、日本では北海道や甲州ワイン(長野、山梨)などが産地として、有名になってきていますね。
初心者はぶどうの品種から覚えよう!
産地の次はぶどう品種をお勉強しましょう。
ワインには主に、赤ワインと白ワインが ありますので、それぞれ使われる代表的な、ぶどうの品種があります。まずは赤ワインです。みなさんも聞いたことのある品種ばかりだと思います。簡単に特徴をご紹介します。
カベルネソーヴィニヨン
キング・オブ・赤ワインのぶどう品種でしょう。
一番濃厚で、渋みがあります。お肉料理にはバッチリです。
メルロ
カベルネソーヴィニヨンよりまろやかです。チリなど最近有名になった産地でよく使われます。渋みが少なく、それでいてお肉料理に合います。
ピノノワール
この品種は一部の冷涼な土壌でしかつくることができず、しかも土壌や気候の影響をめちゃめちゃ受けます。ロマネコンティという超有名なワインはピノノワール100%でつくられています。
次に白ワインです。私の個人的感覚ですが、日本人は白ワインから入る方が、悪酔いしなくていいかなと思います。塩や醤油系のお料理も合いますし、女性も好きな人が多いですよね。キンキンに冷やした白ワインは、本当に美味しいです。
一番有名な白ワインの品種ですね。最も人気の高いぶどう品種だと言えるでしょう。なめらかでやさしい口当たりが特徴です。
ソーヴィニヨンブラン
華やかな香りとフレッシュな印象が特徴です。フランスやニュージーランドなどで生産されていて、さっぱりとしているので、魚介系とかは合います。
私がワインにはまってしまったきっかけであり、一番好きな品種です。ドイツの白ワインはほとんどこの品種で有名で、フランスのアルザス地方なんかも美味しいです。
ワインの基本ワードとちょっと役立つTIPS♪
タンニンとは?
タンニンとは簡単にいうと「渋み」です。ワイン独特ですが、これが強いものは重厚だったりコクがあるのですがこれをフルボディといいます。反対に、少ない物はミディアムボディとか、もっと軽いのはライトボディと言ったりします。
シャンパンとは?
よくスパークリングワインとの違いを聞かれますが同じです。ただしフランスのシャンパーニュ地方でつくられるスパークリングワインだけ「シャンパン」と呼ぶことができます。ブランドみたいなものと考えてください。スパークリングワインでは、イタリアのスプマンテ、スペインのカバ、ドイツのゼクトなどがあります。
ビンテージとは?
収穫した年です。ワインはぶどうだけで造られています。その年によって、同じ場所でも、気候や雨量など、ぶどうが育つ環境が変わります。良いビンテージの年には、ワインの値段が一気に上がることもあります。(このワインのこのビンテージは、良いよねなんて言えたらカッコいいですね)
テロワールとは?
ぶどうが育つ、土壌や気候、産地の場所などです。環境条件は、ぶどうの育ちにダイレクトに影響しますので、テロワールの如何によって、同じぶどうを使っても、まったく違うワインが出来上がるのです
ドメーヌとシャトーとは?
どちらもワインの生産者のことで、同じ意味のコトバですが、フランスのボルドー地方ではシャトーと呼び、ブルゴーニュ地方ではドメーヌと呼びます。
ちょっと難しい話しになってすみません。。。まあ知っておけば役立つかもしれません。
ということで、おすすめワインに行ってみたいと思います!
初心者におすすめの白ワインはこれだ!
私をワインに目覚めさせてくれた、感謝感激の白ワイン
創業370年以上のヒューゲル社は、ぶどうでワインの品質は100%決まると豪語する名門の会社です。
飲んだときは甘いのですが、喉を通った後は、スパイス感があるという面白い飲み口。あと引く味なので、飲んでいると癖になってしまうから不思議。魚介系にはピッタリで、我が家では、お刺身とかと一緒に食べるとこれ以上無い贅沢です。
ヒューゲルのワインが大好きで、リースリングというぶどうを気に入ってしまった我が家は、リースリング中心にワインを探していたら見つけた1本。こちらはパスタとかにぴったりだと思います。緑のボトルでかわいいです。
日本でも大人気のチリのワインはあなどれません。かなりパンチが効いていてコクがあります。シャルドネ主体ですが、酸味は強くなく、口当たりはマイルド。どんな料理にも合います。間違っても数百円のワインとはぜんぜん違うことはすぐに分かります
初心者におすすめの赤ワインはこれだ!
チリのワインクオリティを世界に知らしめた大出世作
2,000円くらいと非常にリーズナブルなのに、こんな重厚で長時間楽しめるワインがあるのか!と私もビックリしてしまいました。酸味が強いのが苦手な私でもOK。友人の家に持って行ったら、喜ばれること請け合いです
3,000円以下のワインの中ではコスパ最強でしょう
シャトーオーブリオンという超一流シャトーが造り出した”新しいブランド”
本当に高いワインは数万円しますが、この値段で香りも良くて、ワインとしてしっかり楽しめます。緑とゴールドのラベルがめちゃめちゃカッコ良いのでお土産にもいいと思います
まとめ
この世の中で一番高いワインはいくらだと思いますか?
こちらスゴい金額ですね。。。。
宝くじ当たってもたぶん買わないでしょう(笑)
世の中には、数百円のワインから、1億円を超えるワインまであります。
でもワインは値段ではないのです。
大切なのは、あなたが美味しいと思えるワインかどうか
発表酒も美味しいし、チューハイも私は飲みますよ。
冬に飲む熱燗も美味しい。
でもワインもとても美味しく、そして奥深いものです。ワインはいろいろ蘊蓄があって、最初はとっつきづらい印象がありますが、そんなことはありません。ぶどうの美味しさを一番引き出したアルコールと思えばいいのです。
まずはあなたが1本好きなワインを見つけられるかどうか
そこに懸かっています
これは当たり!これはハズレだったね!と言いながら、ぜひワインを楽しんでください。そして美味しいワインに出会えたとき。あなたにピッタリのぶどうの品種、産地に出会えた時、人生の楽しみがまた一つ増えることでしょう
⇑ ⇑ ⇑
マクフライがおすすめの電子書籍です♫ 限界突破するための方法!
長文なので、お時間があるときにでもどうぞ〜。